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【山梨】地元産、新鮮・安さ評判 「やさい村」好評

2007年05月23日

 上野原市の農家が栽培した野菜などを販売する中央道上り線・談合坂サービスエリア(SA)の「やさい村」が軌道に乗りつつある。昨年7月に常設され、販売額も全体的に予想を上回っている。市内農家の出荷組織「新鮮野菜生産者の会」は「新鮮で値段も安いのが受けた」と分析する。ただ冬季に野菜類の出荷が減り、年間を通じて安定出荷の確保が課題でもあるという。

写真新鮮さが受けている「談合坂SAやさい村」=上野原市で

 平日の午後。切れ目なく訪れる客が、レジの前に7〜8人並んでいた。セリ130円、ウド4本400円、カブ150円、水菜100円。山中湖にドライブの帰りに寄った東京都調布市の主婦(47)は水菜などを買った。「スーパーの商品も最近は新鮮だが、さらに新鮮ですね。それにこの値段で利益があるのかしら」

 別の都内の主婦(60)も「(施設内に)生産者の名前や写真が張ってあり、何となく安全かな」との感想だった。

 「やさい村」は、SAなどを管理する中日本エクシス(本社・名古屋市)が開設している。生産者の会(115人)の会員が出荷した農作物などの直売所だ。4月は73人の会員が出荷した。毎朝、野菜などを搬入している。

 談合坂SAのふれあい広場に隣接して設けられた約50平方メートルの常設テントで午前11時から午後6時まで。土、休日は午後7時まで開いている。テントの周囲にも加工品や竹細工、花などを並べて売る。

 生産者の会の事務局を兼ねる上野原市経済課などによると、昨年7月から先月まで10カ月間の販売総額は約4500万円で、最も多かったのは10月の約650万円。しかし1月は約190万円にとどまり、月によってばらつきがある。冬季は野菜類が不足するため、出荷量が減ったためだ。

 生産者の会の梶野松男会長(71)は「お客さんには好評だが、商品が足りない状態」という。生産の安定を図るため市は、農家に対するビニールハウス設置の補助を計画している。

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