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【徳島】レンコン・ソバ 健康効果?

2007年06月13日

 県特産品のレンコンとソバの成分には、免疫活性効果があることを、徳島文理大健康科学研究所の杣(そま)源一郎教授(分子免疫学)のグループが発見した。これまで捨てていたレンコンの節の部分はサプリメントなどに加工できる可能性もあり、農家も期待している。

 徳島農政事務所の調査によると、県のレンコン収穫量は05年9520トンで茨城県に次いで全国第2位。

 松茂町のレンコン加工会社「マルハ物産」は、堅くて切り落としていた節の部分を、中国では干してお茶にする習慣があると知り、杣教授に研究を依頼した。

 レンコンの抽出液を、ヒトの白血球のうちの免疫細胞に加えたところ、活性化して免疫効果が高まることが分かった。病気にかかりにくくなるなどの効果が期待でき、サプリメントなどの機能食品に加工できるかもしれないという。」

 祖谷名物のソバも、同時期に持ち込まれた。血圧を下げるルチンという物質が含まれることは知られていたが、レンコン同様に免疫細胞を活性化させる効果もあった。さらに雑菌の繁殖を抑える抗菌物質も含まれていた。

 石井町の製粉会社「谷食糧」の谷康弘社長は「メタボリックシンドロームが問題になり、健康食品に注目が集まる中、血圧が下がる、糖尿病にも良い、病気にかかりにくくなる、と一石三鳥だ。消費者にさらにソバをアピールできる」と期待している。

 杣教授は「今後はどれだけ食べれば、健康に最も効果的かなど研究を進めたい。健康という付加価値のついた新しい郷土料理が生まれるかもしれない」と意欲的だ。

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