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【三重】濃厚であっさり絶妙ジェラート

2007年08月02日

 ◇◆ジャージー牛乳+旬の作物◆◇

写真様々な農作物や濃厚なジャージー牛乳の味が楽しめるジェラート=伊賀市西湯舟で

 夏休みに入り、家族連れら観光客でにぎわう伊賀市西湯舟の農事組合法人「伊賀の里 モクモク手づくりファーム」で、7月下旬からジャージー牛乳を使ったジェラートアイスの販売が始まった。シンプルなミルク味やほうじ茶、きなこなど定番5種類のほか、夏季限定でミルクパインなど2種類も。濃厚なジャージー牛乳があっさりした舌触りのジェラートになって、夏の暑さを忘れさせてくれる。

 ◆試作繰り返し商品化◆

 ファームでは、05年6月から、園内のコテージ宿泊客や農業体験参加者に酪農も体験してもらおうと、ジャージー牛の飼育を開始。県内でジャージー牛だけを飼育しているのは同ファームだけだという。現在は約30頭を飼育している。これまで延べ約480人がえさやりや搾乳などを体験しているほか、日帰りの来園者も多数、牛に触れあっている。

 ジャージー牛は一般的な乳牛、ホルスタインの半分ほどの300〜400キロの体重だが、えさは同じぐらい食べるといい、ミルクは脂肪分が濃厚だ。ファームでは副産物としてプリンやヨーグルトなどにジャージー牛乳を使用して販売。好評を得ていたが、収穫した旬の野菜でジェラートを開発することにした。

 イタリアでは一般的なジェラートは、アイスクリームに比べ空気の含有量が少なく温度が低くシャーベットに近い舌触り。乳脂肪分は半分程度の低カロリーであっさりとして、原料の味がより伝わってくるという。職員3人が他の施設でジェラートづくりを研修し、ファームで1カ月ほどかけて試作を繰り返し商品化に成功した。

 中でもシンプルなプレミアムミルク味は、毎日搾りたての牛乳をぜいたくに使い、新鮮な牛乳本来の濃厚な味わいになっている。試作段階ではホウレンソウやキャベツなども試したが、商品化には至らなかったという。秋はブルーベリージェラートを予定。季節ごとの味を販売していくという。

 同ファームの無料エリアにあるジャージーミルク工房で販売。定番はミルク味、濃い豆腐、ほうじ茶、焦がしきなこ、大納言あずき。夏季限定でミルクパイン、河内晩柑(ばんかん)を販売している。コーンかカップに2種類計120ミリリットルを盛って350円。問い合わせは同ファーム(0595・43・0909)へ。

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