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【奈良】橿原で水道水飲み比べ対決

2007年08月26日

◇全国の名水と互角の勝負

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「口あたりがまろやか…かな」。飲み比べ、考え込む表情は真剣そのもの=橿原市で

 暑い毎日、乾いたのどを潤すには水が一番。でも水道水は……。そんな人たちにじっくり水を飲み比べてもらおうという催しが25日、橿原市であった。全国各地の「名水」と対決したのは「日本一まずい」と言われたこともある大阪市の水道水。さて結果は?

 会場の橿原森林公苑に並んだのは46都道府県の名水たち。霊峰鳥海山のわき水「鳥海山氷河水」(山形)や伊豆大島沖の海洋深層水「深海の椿」(東京)、霧島連山に眠る化石水「銀河水」(宮崎)など。県内からは日本名水百選にも選ばれた五代松鍾乳洞=天川村=の「ごろごろ水」が出場した。

 迎え撃つ水道水代表は、大阪市水道局が販売するペットボトル入りの「ほんまや」。浄水場でオゾンや活性炭を使って処理した水を詰め込んだ同局の自信作だ。

 対戦は一騎打ち。参加者は小さなコップに注がれた水をそれぞれ飲み比べ、名水がどちらかを言い当てる。

 初戦の相手は高知代表「天海の水」。参加した3組全員が高知の水を「おいしい」。「ごろごろ水」も全員に支持された。ところが、ここから水道水が挽回(ばんかい)。鳥取との対決では、10組中7組が水道水を選ぶなど最終的にはほぼ互角の争いとなった。

 名水を言い当てた橿原市の南陽子さん(36)と有香さん(8)親子は「後味がまろやかな感じだったから」。一方、水道水を選んだ桜井市の更家千夏さん(32)は「くせがないから名水だと思ったんだけど……」と笑った。

 名水を集めて企画したのは「あすかロータリークラブ」(青山信房会長)。同クラブ新世代委員会の吉川隆博委員長は「水も貴重な資源。時にはじっくり味わってみて」と話していた。

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