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【埼玉】本庄の伝統食 「つみっこ」ブーム起こせ

2007年10月23日

◇官民で「3度目の挑戦」 来月3日まつりで2000食用意 

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地元産の小麦と野菜が盛り込まれた、つみっこ

 本庄市の伝統食「つみっこ」を名物にしようと、同市や地元の外食業界が動き出した。来月3日の本庄まつりで市が試食用2000食を用意。市内のうどん店など27店は同日までに店内のメニューに加えることを決めた。地元ですいとんの別名の「つみっこ」は過去2回、知名度向上を狙って市内のイベントで紹介されたが、いずれも単発に終わった。官民とも「3度目の挑戦」にかけている。

 「つみっこ」は、しょうゆ仕立ての煮込み料理。市の推奨品では、地元の小麦粉を練り上げた具のほか、地場のにんじん、ごぼうなど盛りだくさんの野菜を入れる。地産地消につなげたいという願いもある。

 練った小麦粉を手で「つみ取る」しぐさが、養蚕業の繭のつみ取りと似ていることから、すいとんに「つみっこ」の愛称がついたといわれる。本庄市一帯はかつて養蚕業が盛んだった。

 市によると、10年前と20年前のイベントに登場したことがあったが、後が続かず、ブームにはならなかったという。

 近年、行田市のゼリーフライや加須市のうどんなど地域食が注目される中、本庄を「つみっこ」の街にしたいという機運が出てきた。

 市が音頭をとり、農協、商工会議所などが協力する態勢になった。11月に行田市で開かれる「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」への出場も決まった。

 27店の「つみっこ」には、ラーメンスープのチキン味やカレー味も登場し、店ごとに個性的な味も楽しめるという。すでに8店でメニューとして出している。市は2万部のガイドマップを作り、バックアップする。

 本庄まつりの試食品は来月3日正午、本庄市銀座1丁目の市民プラザでふるまわれる。今月13日、農業や商業の関係者が試食品の味を確かめ、「合格点」をつけたという。

 「つみっこ」料理の先生として普及に努めている同市の加藤アサ子さん(68)は「昔はご飯が足りない時に作っていた。(今は)野菜の数も多く、子供たちにも好評で、昔の物よりおいしい」と太鼓判を押す。

 吉田信解市長は「地域の味として広め、名物にしたい」と意気込む。

 問い合わせは、同市商工課(0495・25・1174)へ。

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