食ニュース【和歌山】クエ 白浜の名物料理に2007年11月21日 幻の魚「クエ」を白浜温泉の名物料理に――。白浜町の白浜温泉旅館協同組合(小竹幸理事長)は、近畿大水産研究所が開発した養殖クエの安定供給にメドがたったことで、クエ料理を「冬の目玉」として売り出そうと取り組んでいる。同町の「ホテル シーモア」(中田力文社長)が20日、クエ料理のアンテナショップ「九絵亭」をオープン。同温泉でクエ料理を提供する施設は10カ所になった。
山陰の温泉には「冬の味覚」としてズワイガニがある。しかし白浜温泉は冬の名物料理がなかった。養殖クエは仕入れ値が天然に比べ約半値。そこで「冬の味覚クエ料理は白浜」と銘打ち、JRや旅行会社などとタッグを組み売り込みを図ることにした。 クエの養殖は、同大水産研究所が約20年前に手がけ、この秋に本格的な供給を始めた。卵から約10センチの大きさになるまで白浜の養殖場で育て、暖かい奄美大島に移し約3年間成長させる。再び白浜に戻して体長約60センチ、重さ3〜5キロまでにして出荷するという。 小竹理事長は「養殖クエは天然ものと比べて味は引けを取らないし、値段も手頃。ぜひ白浜に来てクエ鍋を賞味してほしい」とPRしている。 この記事の関連情報 |