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【岩手】かりんとう食べフットサル支援

2008年01月28日

 花巻市内の知的障害者が通う授産施設「こぶし苑」が地元特産の雑穀を利用したかりんとうを開発した。花巻温泉郷の土産品として地域おこしに一役買うことや、日本フットサルリーグに北海道、東北地区で唯一参戦する「ステラミーゴいわて花巻」を支援する企画商品に育て上げることを目指している。年明け地元初戦の20日の試合から会場で販売され、売上金の一部が強化費としてチームに贈られた。

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雑穀かりんとうを手に笑顔を見せる苑生たち=花巻市湯口の「こぶし苑」で

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開発された雑穀かりんとう

 雑穀は花巻市が生産量日本一を誇る。こぶし苑ではこの雑穀を利用した食品開発に挑み、同じ知的障害者授産施設を運営する「はらから福祉会」(宮城県柴田町)と共同で雑穀かりんとうを完成させた。福祉会が製造しこぶし苑が販売する。

 かりんとうは小麦粉や黒豆のほか、アワ、ヒエ、キビ、ハトムギ、赤米、黒米の六穀などを原材料にしている。ほどよい甘みと雑穀の素朴な味が特長だ。

 1袋130グラムで380円。袋には宮沢賢治の童話「鹿踊りのはじまり」をイメージしたラベルが張られた。童話では農民が残したトチの団子を食べる六匹のシカたちの様子が描かれ、ラベルにはシカたちがデザインされた。

 当面、600袋が作られた。苑の関係者に売り込むとともに、市内の福祉施設などへの訪問販売を計画している。販路を広げつつ、将来は花巻温泉郷で委託販売する構想を練っている。軌道に乗れば、雑穀シリーズとしてパンやクッキー作りにも挑戦したいという。

 かりんとう販売を特徴づけているのがステラミーゴとの連携。現在、8チームでのリーグ戦で最下位と苦戦中だが、かりんとうの袋に「雑穀パワーで頑張れ!」というシールが張られ、20日ホームの花巻市総合体育館の試合では会場で1袋450円で限定販売された。1袋につき100円が強化費として贈られる。この日は選手たちにもプレゼントされた。

 こぶし苑園長の増子義久さん(67)は「苑生がかりんとうを通じて障害が無い人たちと交流しながら、のびのびと活動してほしい」と話している。

 商品の問い合わせはこぶし苑(0198・28・2088)へ。

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