食ニュース【宮城】「アカモク」入り麺、全国へ/白石の麺会社2008年02月29日 松島湾で採れる海藻「アカモク」を入れたうどんなどを製造、県内で限定販売している白石市の「はたけなか製麺(せいめん)」が、3月から同商品を全国販売する。首都圏の大手百貨店と協力し、アカモクの含有量を多くした新商品の開発も進めており、食物繊維の多い健康食品としてPRしていく。 松島町の漁協や観光協会などと連携して、昨年「あかもくうどん」「あかもくうーめん」を商品化した。漁船のスクリューに絡むこともあり、「ジャマモク」とも呼ばれるアカモクだが、ぬめりに含まれる食物繊維のフコイダンが「抗酸化や免疫の増強に効果がある」ということから05年から商品化に取り組んできていた。 漁業者と商工業者の連携で生まれた商品として注目され、経済産業省の担当者らが2月下旬に視察に来たという。 今回全国展開するのはアカモクが入ったうどんとそうめん。大手卸問屋を通じて各地のスーパーなどで販売される予定だ。 大手百貨店と協力しているのは、アカモクの含有量を1%から2%に上げた商品。アカモクは粉末にして混ぜるが、めんが乾燥作業中に折れて落下してしまうことが多かった。これをグルテンの出来方が違う小麦の配合を工夫し、めんの粘り気が出るようにして克服したという。 同社によると、アカモクは山形県では「ギンバソウ」と呼ばれており、その語源である「神馬草」の名を取って「神馬草麺(じんばそうめん)」と名付けた。夏の中元シーズンに向けて売り出す予定だ。 薬剤師でもある佐藤隆社長は「病院や介護施設の給食としても活用できると思う。体に良い健康食品としてPRしていきたい」と話している。問い合わせは同社(0224・25・0111)。 この記事の関連情報食と料理
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