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【大分】33にこだわった「ゆふいん焼酎」を新開発

2008年03月03日

 北緯33度15分に位置する由布院温泉(由布市湯布院町)。観光客でにぎわう街で今、若い世代が新たな風を巻き起こそうと動き出している。世代交代したばかりの温泉観光協会は3日、新開発した商品「ゆふいん焼酎『Yufuin N.Lat(ユフイン・エヌ・ラット)33』」を発売する。「先人の歩みを土台とし、新しい道を進もう」と、名実ともに「33」にこだわった。

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3月3日に発売されるゆふいん焼酎「Yufuin N.Lat33」=大分市の県庁で

 由布岳を背にひづめの音を響かせる「辻馬車」、クラシックの調べが街中に響き渡る「ゆふいん音楽祭」、全国にその名が知られる「湯布院映画祭」――。由布院温泉を彩る風物詩として「定番」のこれらはすべて、75年の大分県中部地震がきっかけで始まった。

 「地震で大きな被害を受けた」という風評被害が広まり、観光客が落ち込んだ時期があった。街は「健全」をアピールするために一丸となり、次々と新しいイベントを打ち出していった。

 33年がたった今、先人たちが築き上げた由布院温泉の観光を、若い世代が引き継ぎ、新しい道を歩もうとしている。観光協会も昨年、役員の世代交代があり、30代の若手が中心になった。

 「この33年を一区切りとして、由布院温泉の新たな世界を切り開いていこう」。観光協会はそんな思いを込めて「33」にこだわり、半年かけて新しい焼酎を開発した。

 麦焼酎で、麦本来の香りと味を強調するため、苦みや渋みの元を取り除いた米粒麦をぜいたくに使い、すっきりとした味に仕上げた。観光協会は「まずはロックで味わってほしい」。アルコール度数も「33度」だ。

 「できるだけ高品質なものを提供したい」と、発売本数は2000本に限定した。500ミリリットルで、価格は税込み1575円。

 時代に沿ったものを提供するため、味はその年ごとに変えるという。発売日も「33」にこだわって、毎年3月3日にする予定。販売店など問い合わせは、由布院観光総合事務所(0977・85・4464)へ。

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