食ニュースパリの和食店に初めて星 ミシュラン08年版発表2008年03月04日 フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」は3日、星の数でレストランを格付けするガイドの08年仏国内版を発表した。仏国内で初めて、和食店が一つ星を獲得する一方、2世紀近くパリの社交界の中心舞台となってきた「グラン・ヴェフール」が最高の三つ星から二つ星へ格下げされ、ミシュランの名門離れを印象づけた。 一つ星となったのはパリ中心部のカウンター割烹(かっぽう)「あい田」。席数20足らずの店で、鉄板焼きと充実したワインリストで知られる。 シェフの相田康次さん(39)は芸能界から転身した。「星獲得は、多くの先輩方がフランスで和食を広めてくれたお陰。勝負はこれからだと思っています」と話した。 一方、1820年開店のグラン・ヴェフールはユゴー、デュマら多くの文化人、知識人を集めてきた。一時星を落としたが、91年にシェフに就いたギィ・マルタン氏(51)が再建に取り組み、00年に17年ぶりに三つ星に復帰した。 昨年、33年間三つ星の座を守り続けて「三つ星レストラン」の代名詞と言われた「タイユバン」が二つ星に降格したのに続く名門の格下げ。仏料理の伝統的な名店に厳しく、和食の要素を取り入れるなど工夫を凝らす若手シェフを高く評価するミシュランの最近の傾向が、より顕著になった、と受け止められている。 食と料理
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