現在位置:asahi.com>食と料理>ニュース> 記事

食ニュース記事一覧

食ニュース

【奈良】奈良漬け 美味多彩

2008年03月05日

 ◎奈良女子大生がレシピ

写真

奈良漬けレシピをつくった山口智子助教(前列中央)と学生たち=奈良市の奈良女子大で

写真

クリームパスタ

写真

肉巻き揚げ

 奈良の特産と言えば奈良漬け。でも、食べる機会は少ないな。そう考えた奈良女子大生が、「もっと奈良漬けを身近に」と新しい食べ方を満載したレシピをつくった。チョコにカステラ、パスタにグラタン……意外とも思える組み合わせが、なんとも美味とか。一度おためしあれ!?

 生活環境学部の学生有志ら約20人と教員が進めてきた「奈良漬プロジェクト」。大学近くの奈良漬け店から材料を無償で提供してもらい、試作を繰り返して出来上がったメニュー約50種のうち、よりすぐりの15種を掲載した。

 市内のホテルで開いた試食会で人気があったのは肉巻き揚げ。豚ロース肉に奈良漬け粕(かす)を薄く塗り、青ジソと細切りにした奈良漬け、タマネギ、ピザ用チーズをのせてくるくる巻く。小麦粉を薄くまぶして溶き卵にくぐらせ、パン粉をつけたら170度の油で揚げてできあがり。青ジソでさわやかさを、ピザ用チーズでまろやかさを出した。

 「奈良漬けはクリームやチーズに合うんです」と山口智子助教。きざんだ奈良漬けと鮭のほぐし身がホワイトソースによく合うクリームパスタや、鶏もも肉やシメジ、ブロッコリー、1センチ角に切った奈良漬けなどが入ったグラタンも。

 実は奈良漬けが苦手という4年生の鈴木景子さん(22)は、刻んだ奈良漬けをこしあんを練り込んだカステラに混ぜた蒸しカステラが一押し。「あんこの甘さと、奈良漬けの塩気がベストマッチ」。スライスした奈良漬けをチョコレートでコーティングした奈良漬けチョコなんて変わり種もある。

 店からの要望を受け、奈良漬けをつけ込む粕を利用した料理も開発した。奈良漬けの粕と粕の半量程度の味噌(みそ)にサワラやブリなどを1、2日漬け込んで拭き取り、オーブンで焼く奈良漬け粕焼きなどが一例。奈良漬けを大根、水菜とあえたサラダ、みじん切りにしたタマネギと奈良漬けをマヨネーズに加えたディップソースなど、すぐにまねが出来そうなメニューもある。

 レシピはカラー刷り24ページで、6500部作製。希望者に無料配布している。問い合わせは同大生活環境学部現代GP推進室(0742・20・3991、午前10時〜午後5時)へ。

このページのトップに戻る