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【岡山】値下げで挑む 値上げの春

2008年04月06日

■食料品1〜3割 大黒天物産/中四国地域など45店で100品目 集客増 売り上げアップ狙う

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値下げをうたった商品に買い物客の関心は高い=ディオ岡山北店

 乳製品やパンなど食料品の値上げが相次ぐ中、ディスカウント食品スーパー「ディオ」などを展開する大黒天(だいこくてん)物産が、あえて価格の1〜3割値下げに踏み切った。メーカーの希望小売価格引き上げを受けて価格凍結に回るスーパーは多いが、値下げに踏み込むのは珍しい。「消費マインドが冷え込んでいる今だから、値下げは大きなアピールになる」と集客増で売り上げアップを狙う。

 中四国地域などに展開する45店で、100品目の価格を1〜3割程度引き下げた。食パン138円、スライスチーズ178円、5袋入りインスタントラーメン298円……。店頭に並ぶ商品の中には、希望小売価格より4割以上安いものもある。

 ディオ岡山北店(岡山市津高)の田口友康店長は「先週と比べるとお客様の数が全然違う。感覚として10%程度多い」と値下げの効果を語る。カレーやパスタを買っていた近くの主婦(31)は「値上げで買い置きをしなくなった。生活必需品の値引きはありがたい」。

 値下げの対象は、売り上げの上位を占める全国ブランドの食料品が中心。昨年末からメーカーと交渉を重ね、仕入れコストを引き下げて価格に反映させた。5月には商品を入れ替え、6月以降も継続を検討している。

 同社は「値上げの報道が相次ぐ中、客は価格に敏感になっている。価格凍結では他社と差をつけられない」と話す。値下げの効果で来店者が5%程度増えることを見込んでいる。

 県内では、イトーヨーカドーが4日から6日まで、「円高還元」として、米国産オレンジなどを通常より3割程度値引きを始めた。イオンも今月中に同様の円高還元セールを計画している。

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