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【山梨】ワイン、木箱も県産で

2008年05月06日

 ■山梨の製材所と県発案

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 県産ワインを県産林でつくった木箱でいかが――。スライド式のふたを開けるとすがすがしい木の香りがただよう。エコバッグならぬ「エコボックス」として何度も利用でき、環境に優しい。高級感も加わってPRにもなる。そんな取り組みが始まっている。

 ■スギ間伐材を利用 環境配慮、PRにも

 発案したのは、山梨市南の製材所勤務、飯島省二さん(36)と県森林総合研究所林業普及指導員の中桐秀晴さん(39)。03年に世界的な基準に照らして適正な森林管理が実施されていることを評価するFSC(Forest Stewardship Council)認証を受けた県有林と、代表的な県産品のワインを結びつけられないかと、昨年秋、ウッドボックス推進協議会を立ち上げた。

 木箱にはスギの間伐材を利用。従来の紙のケースなどに比べて、がっちりと丈夫だ。紫外線も遮断し、保存にも向いている。ひもの取っ手をつけ、持ち運びしやすくした。製作費は一箱千円。

地元の5カ所のワイナリーの協力を得て、ワイン入りの約30箱を試験的に直売してもらったところ、すぐに完売。昨年11月には環境NPOが主催する「ストップ温暖化コンテスト」の山梨大会で優秀賞を受賞した。

 間伐材を利用することは、森林整備の促進にもつながる。使用済みとなった箱は、小物入れやガーデニング用にも使えるという。

 

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