食ニュース【島根】ベニズワイガニ資源守ろう2008年05月14日 ●漁業協会、認証ラベル制度申請へ 早ければ秋にも商品登場
島根、鳥取など日本海沖のベニズワイガニ漁業者でつくる「日本海かにかご漁業協会」(事務局・鳥取県境港市)は、水産資源を守る取り組みを消費者に知ってもらおうと、新たな認証制度「マリン・エコラベル・ジャパン(MELジャパン)」の申請準備を進めている。審査期間は半年から2年程度。早ければ今秋にも、全国初の「エコラベル」を張った商品が登場しそうだ。 日本海沖のベニズワイガニ資源の減少を受け、同協会は05年から、国が作成した資源回復計画に取り組んでいる。現在は船ごとに過去の実績に応じた漁獲量の上限を設けたり、小型のカニが逃げやすい漁具の導入を進めたりしている。 認証制度は、国内の漁業団体などでつくる大日本水産会(本部・東京都)が中心となって昨年12月に創設した。実効ある管理制度の下で操業しているか▽対象資源が持続的に利用される水準を維持しているか▽生態系の保全に適切な措置が取られているか――の三つの基本要件について、操業の実態などを第三者機関が審査する。 申請するのは、協会に所属する25隻のうち、境港に水揚げする島根、鳥取、新潟の12隻。今後、第三者機関と正式な契約を結び、審査を受ける。認証されると5年間、「エコラベル」を張って出荷できる。 同協会の西野正人会長は「きちんと資源管理をしないと今後、漁業者は生き残れない。持続可能な漁業への努力をしていることを、消費者に理解してもらい、付加価値にも結びつけば」と期待している。 同港に水揚げされるベニズワイガニの大半は加工用のため、加工品にラベルを張るには、加工業者の認証も必要となる。 国内では、非営利組織の海洋管理協議会(本部・ロンドン、MSC)が同様の認証制度を始めている。 この記事の関連情報食と料理
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