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【兵庫】夏呼ぶハモ

2008年05月16日

 今シーズンのハモ漁が本格化する中、南あわじ市の離島、沼島で15日、恒例の「鱧(はも)供養祭」が営まれた。地元の観光業者や漁業者ら約20人が沼島港近くの西光寺で法要を営んだ後、漁船からハモを海へ放って豊漁を祈願した。

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船上からハモを放つ供養祭の出席者たち=南あわじ市の沼島沖

 沼島周辺でとれるハモは細い骨や薄い皮、引き締まった身が特徴で、京阪神の料亭では最高級品とされている。同市の福良漁協によると、沼島周辺では今月初めから8月ごろまでハモ漁が続き、約30トンの水揚げを見込んでいる。

 供養祭は地元の旅館や観光業界などでつくる「灘・沼島観光ふるさと会」(木村一会長)が主催し、今年で17回目。西光寺では体長約1メートル、重さ約2〜4キロのハモ7匹を入れた箱の前で、寺川光信住職(40)が読経し、参列者が焼香した。

 その後、一行はハモ7匹を漁船に移し替え、島の南東側にある奇岩「上立神岩」まで行き、ハモを放流した。帰港後は沼島港近くの旅館で、ハモを同市特産のタマネギなどと一緒に煮る郷土料理「ハモすき」を味わった。

 同会の林健一副会長(47)は「今年のハモは脂がよくのっているので、多くの人に食べに来てほしい」と話していた。

 

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