現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. 食と料理
  4. 記事

【石川】能登野菜に新顔3品

2008年6月6日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリをYahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真新たに能登野菜に認定された能登ミニトマト写真新たに能登野菜に認定されたのと金時写真栽培体験で、かもうりの苗を植える保育園児たち=5月末、七尾市佐野町

■販路拡大じわり

 能登野菜を全国に広める取り組みをしている能登野菜振興協議会は3日、「かもうり」「のと金時」「能登ミニトマト」の3品目を新たに認定した。これで能登野菜は計13品目になった。昨年7月に発足した振興協議会は、生産の拡大や品質の向上を進める一方、都市部での販売促進イベントなどさまざまなPR活動を実施。能登野菜の栽培面積や販売額は徐々に増えてきている。(大畠正吾)

■かもうり・のと金時・能登ミニトマト

 振興協議会が認定した能登野菜には、古くから栽培されている「伝統野菜」と、能登を代表する野菜として親しまれている「特産野菜」がある。新たに仲間入りした「かもうり」は伝統野菜、「のと金時」「能登ミニトマト」は特産野菜だ。

 能登野菜の浸透を図る活動は市町やJAが協力して進めている。JA能登わかば(七尾市)では、甘みが多く、葉先まで柔らかい「能登白ねぎ」に力を入れている。農家の栽培面積は05年の18ヘクタールから今年は23.5ヘクタールに増加。販売額も05年の8千万円から、昨年は1億1千万円と大台にのった。さらに、新たな商品として鍋料理専用の「太ねぎ」やポリフェノールの多い「赤ねぎ」の試験栽培にも取り組んでいる。

 西憲吉本店営農部長(55)は「金糸瓜(きんしうり)をイタリア料理に使いたいなど、予想外の引き合いも多い。能登白ねぎでいえば、東海北陸道の開通に合わせ大阪中心の市場を名古屋にも広げていきたい」と意気込む。

 振興協議会では「能登野菜」の商標登録を申請していたが、このほど特許庁の許可がおりてブランド化に弾みがついた。今後は、(1)品目ごとの栽培指針の統一(2)出荷時の規格づくりという課題に取り組んでいき、「ご当地野菜」として積極的に売り込んでいく方針だ。

■地産地消拡大へ栽培体験会開く

 能登野菜の浸透には「地産地消」も欠かせない。市町やJAは学校給食に「かぼちゃの日」を設けたり、直売所に専用コーナーを置いたりと、地元消費者や飲食店などへの売り込みにも力を入れている。

 七尾市では保育園の園児と親の栽培体験会を開き、「まず愛着心をもってもらう」と昨年から活動している。今年は5月下旬に同市佐野町の農事組合法人「佐野ファーム」(森憲一代表理事)の農地で、ななおあいじ保育園と西湊保育園の子どもたちが「かもうり」の植え付けをした。

 9月の収穫時には、母親たちにも参加してもらい、「かもうり」の料理法などを講習する予定。市の担当者は「若いお母さんの中には初めて見たという人も多い。保護者というマーケットに広めていくのも狙いです」と話す。

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内

フード・ドリンク

写真

おとりよせで楽しむこだわりの漬け物(06/03)

ご飯のお供にうれしい漬け物。心がほっとする手作り品や豪華なセットなど、こだわりの一品を取り寄せよう。

写真

つけめん、そば、うどんなど夏のめん類!(05/27)

熱々のスープで楽しむめん類もいいけれど、これからの季節はサッパリした冷たいめんを楽しみたい!