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【高知】高糖度パイナップル 試作販売へ

2008年7月9日

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写真試験栽培した「足摺芳香パイン」を収穫した市職員と職場体験の市立清水中生=土佐清水市大岐

 土佐清水市が試験栽培していた高糖度パイナップル「足摺芳香パイン」の試験販売が始まる。8日には、市農林業振興課で職場体験中の市立清水中学校の3年生3人も手伝い、同市大岐のビニールハウス内で約50個を収穫した。市の有力な特産品に育てようと、今後希望する農家での栽培を計画していて、市職員らは、出来栄えのよさに胸を張っている。(菊池均)

 このパイナップルは、市内の農家が台湾から苗を取り寄せ、02年11月から水や肥料を極力控えた栽培方法「永田農法」で取り組んできたが、ハウス暖房用の重油の高騰や害虫対策などで、栽培を断念したため市が引き継いだ。

 市職員が06年12月にポット苗を作り、昨年4月に9アールのハウス内に苗3500本を定植。栽培データを取るため毎日、室温や地温を測り、玉の太り具合を調べてきた。努力が実り、自動換気装置がないため温度管理に気が抜けないことや、台風の大雨でハウス内の排水に追われたことがあっただけで順調に生育した。8月末ごろまでに2千玉の収穫を見込んでいる。

 足摺芳香パインと名づけられたこのパイナップルは、沖縄県産や輸入品より小型だが、甘みが強くて香りが強く、パイナップル特有の舌を刺すような酸味やえぐみがないうえ、芯まで食べられるのが特長だという。

 収穫を手伝った清水中の宮崎南美さん(15)は「葉のトゲで手が痛かったけど、とてもよい香りがしておいしそう。早く食べたい」と話し、熱帯並みの暑さになったハウス内で汗を流していた。

 販売は数量が少ないので予約が必要。サイズは800グラム〜1キロを中心に、S800円、M1200円、L1500円。問い合わせは市農林業振興課(0880・82・1115)へ。

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