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大音量だと「もう一杯!」の傾向 仏の大学、バーで観察

2008年7月23日

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 【ワシントン=勝田敏彦】酒場の音楽の音量が大きいほど、客が飲むビールの量が増えることがわかった。フランス・南ブルターニュ大などのチームが、バーで実験した結果をアルコール依存症や関連疾病の専門誌に発表する。

 土曜日の夜、フランス西部にある若者に人気のバー2店で、店内の音楽の音量を「普通」と「かなりうるさい」のどちらかにして客の行動を観察。生ビール(250ミリリットル)を飲むのにかかる時間や注文数などを調べた。

 この実験を繰り返し、18〜25歳の男性計40人のデータを分析したところ、音量が「普通」の場合、客はビール1杯を14.51分かけて飲み、帰るまでに2.6杯を注文していた。「かなりうるさい」では1杯にかかる時間が11.45分と短くなり、注文数が3.4杯に増えていた。

 研究チームは、音楽の音量が大きいと「客が目覚めた状態になる」か「他の客と話をしにくくなる」ことが、酒量が増える現象の背景ではないかとみている。

 フランスでは過度の飲酒による死亡や交通事故が懸念されており、同大のニコラ・ゲゲン教授は「バーのオーナーは音楽の音量をほどほどにしてほしい」という。

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