ラーメンに代わり提供される100%三島産のそば。左がざるで右が温かい地鶏そば=三島町早戸の「つるの湯」
開湯1200年と伝えられ、奥会津地域屈指の薬湯として知られる三島町の早戸温泉「つるの湯」で、11月からそばが提供されることになった。これまで看板メニューはラーメンだったが、観光客から「なぜ奥会津なのに、そばではないのか」との意見が相次いだため。「やるからには」と地元のそば粉を使った10割そばを、その場で打つ態勢を整えた。隣接する只見川渓谷は11月から紅葉本番を迎え、新名物として人気を集めそうだ。(足立朋子)
只見川沿いにある「つるの湯」は古くから栄えてきた湯治場。じんわりと温まる黄土色の塩化物泉と、渓谷に張り出す絶景の露天風呂が人気で、04年に改築してからは年間約6万人が入湯している。
06年には「らーめんハウス」を併設。連休などには1日200食を超えるラーメンを提供してきたが、観光客から「ラーメンは喜多方で食べる。そばが食べたい」「雰囲気に合わない」といった意見が投書などで相次いだ。
このため「つるの湯」を運営する企業組合はラーメンをきっぱりやめ、新そばの時期にあわせてそばに切り替えることにした。
そばは標高600メートルの高原で生産し、冷たいざるそばと温かい三島産会津地鶏そばの2種類を出す。いずれも700円だが、手作りのため1日200食程度。予約も受け付け、渓谷を下る名物の屋形船で食べることもできる。問い合わせはつるの湯(0241・52・3324)へ。
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