2011年5月24日
花見自粛問題で一躍脚光を浴びたのが、被災地周辺の酒蔵(しゅぞう)たち。それぞれ震災の影響は異なるものの、最近ではなんとか仕込みを再開した酒蔵も多いそう。そこで今回は、飲むことで応援できる東日本の日本酒をピックアップ。父の日の贈り物にもぴったりだ!
「伏見男山」の名で知られる宮城県気仙沼の男山酒造が作った、澄んだ味わいと柔らかな口当たり、繊細なうま味が特徴のブランド「蒼天伝」。バナナや桃を思わせるフルーティーな香りと、軽やかな飲み心地で女性ファンも多い。原料米に山田錦を使いキレの良い辛口に仕上げた特別純米酒や、雄町を使った優しい味わいの純米吟醸がある。
震災で製造施設が破損し、1カ月半近く仕込みを中断していた宮城の酒蔵「一ノ蔵」も醸造を再開! 宮城県産ササニシキと「蔵の華」を55%まで精米し、深みのある辛口に仕上げたのがこちらの特別純米酒。穏やかで上品な香りと軽やかな風味の中に、米本来のうま味を感じさせる洗練された味わいが楽しめる。
茨城県で被災した木内酒造からは、大吟醸シリーズの最高級酒をご紹介。この「月下香」は、蔵人たちが精魂込めて仕込んだ鑑評会出品用の大吟醸を、冷温にて3年間じっくりとゆっくりと寝かせて造り上げた大吟醸古酒。深くまろやかな味わいは、まさに長期熟成酒ならでは。豊かな吟醸酵母の香りも合わせて楽しんでみたい。
震災で多くのタンクが被害を受けた福島の曙酒造を応援するため、小野酒店が企画した飲み比べセット。地元会津産の酒米「五百万石」使ったパワフルな米のうまみが楽しめる「無濾過本生」を始め、幻の米「亀の尾」を使ってみずみずしくフレッシュに仕上げた「本生」、若さあふれる「純米吟醸 無濾過生」と、曙酒造が誇る三銘酒が入っている。
全国新酒鑑評会や日本酒コンテストなど、さまざまな賞を獲得している岩手の「あさ開」は、「南部美人」と共にYouTubeで「お花見を自粛せず、お酒を飲んで!」と呼びかけ、話題となった酒蔵。米の力強いうま味と豪快なキレが特徴の純米大辛口「水神」など5本が入ったこの飲み比べセットは、ギフトとしても人気が高い。
花見自粛問題で一躍脚光を浴びたのが、被災地周辺の酒蔵(しゅぞう)たち。それぞれ震災の影響は異なるものの、最近ではなんとか仕込みを再開した酒蔵も多いそう。そこで今回は、飲むことで応援できる東日本の日本酒をピックアップ。父の日の贈り物にもぴったりだ!
本格イタリア料理を自宅でもっと気軽に楽しみたい! という方にご紹介したいのが、おとりよせで楽しむイタリアン。ピザやパスタに始まり、ぜいたくなフルコースまで、専門店の味がそのままに自宅のテーブルへやってくる。いつもの服装のまま、お酒もたっぷり楽しみながら、極上の料理を味わってみてはいかが?