現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ライフ
  3. 医療・健康
  4. あるがまゝ行く
  5. 記事
2012年11月26日

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

あるがまゝ行く

フェースブックで無限に広がる夢

筆者 日野原重明

関連トピックス

 皆さん、インターネット上のサービス「フェイスブック」をご存じでしょうか。パソコンなどから自分の個人情報を登録し、会員になれば、家族、友人、知人、そのまた知人……と、人間関係を広げられます。個人情報を公開する範囲は、友達同士の間に限定することもできます。広告収入などで運営されているシステムなので、無料で利用できます。

 私にフェイスブックを教えてくれたのは、ご自身の闘病生活を記した著書『諦めない生き方』を今年6月に出版された都倉亮さんです。外交官だったお父様の故・都倉栄二さんとは生前、親しくさせて頂きました。亮さんは2008年、中咽頭(いん・とう)がんが左首リンパ節に転移した「ステージ4」の進行がんが見つかり、治療や手術を経て、現在の活動的な生き方を取り戻すまでの日々をつづりました。医師ではない人によって、あれだけ詳しく、がんについて書かれた本は珍しいと思います。

 さて、このほど私は亮さんらの協力で、フェイスブック上に、「新老人の会」として、「スマートシニア・アソシエーション(SSA)」のページを開設しました。フェイスブックに登録し、このページを見ると、私の日々に思う短い言葉をつづった「日めくりカレンダー」や、SSAのイベント予定などを閲覧できます。閲覧した方々から「いいね!」と投票してもらったり、感想を寄せてもらったりすると、とても励みになります。

 近い将来は、講演に足を運べない人のため、私の講演そのものを、動画や音声でフェイスブック上に発信したいとも考えています。また、約1万2千人、全国42支部の「新老人の会」の会員がフェイスブックに親しめば、会員同士の横のつながり、支部の距離を超えた交流も一層、盛んになるはずです。

 今月27日、東京でSSAの設立記念パーティーがあります。私も講演します。詳しくはホームページ(http://www.shinrojin.com/)をご覧下さい。

 私にとってフェイスブックは、種も仕掛けも分からない「マジック」です。その可能性を思うと、私の気持ちは子どものように高ぶります。世代を超えた交流が、中高年の心身を若返らせ、若者の夢を膨らませることを期待しています。

筆者プロフィール

日野原重明(ひのはら・しげあき)

1911年山口県生まれ。医師。

聖路加国際病院理事長。同名誉院長。120万部を超えるベストセラーとなった「生き方上手」(91年)をはじめ、著書多数。診察の傍ら、小学校での「いのちの授業」ほか、各地で講演を行う。

ミュージカル「葉っぱのフレディ−いのちの旅」の原案執筆、企画し、2010年7月にはNYで自ら舞台にも立った。

検索フォーム

おすすめリンク

手術を受けても足の付け根の痛みはひかず、人工関節を入れる手術を勧められましたが…。

法改正前、海外で移植を受けた家族、渡航しなかった家族。それぞれの選択は…。

意外と知られていない、がんに関する基礎知識をQ&Aと図表でわかりやすく説明。

認知症患者の中で少なくないというピック病、レビー小体型。「人が変わった」ら要注意?

延命だけが本当に正しいのか。平穏死を選んだ家族の姿から理想の看取りを考える。

備えておきたい緊急地震速報対応グッズ


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介

病院検索

powered by cocokarada

  • 診療科目から
  • 歯科医院

総合医療月刊誌「メディカル朝日」

アピタル 公式ツイッターアカウント