
監修:北村 薫(九州中央病院 乳腺外科)
情報提供:(株)保健同人社
乳がんの自己検診 月に1回は忘れないで!
乳がんは自分で発見できるがんです。毎月生理が終わった4日目から1週間後に、閉経後の人はご自分の毎月の誕生日といったように、毎月1回、日を決めて調べましょう。
この習慣が身につくと、「以前はなかったのに、今日はシコリらしいものがある…」というように、小さいうちに発見できることでしょう。
1)鏡の前で
まず正面から。次に腕を上げ、正面と側面からよく観察します。
- ■左右の乳房の大きさに変化はないか?
- ■皮膚にくぼみやひきつれはないか?
- ■乳首が陥没するなど、位置や形に変化はないか?
- ■乳首がただれるなど、色に変化はないか?
- ■乳首から褐色あるいは血液状の異常分泌がないか?
2)あおむけに寝て
片手で、反対側の乳房の中心から周辺へ、軽く押して円を描きながら触れていく。手を上げたときと下げたときの両方を調べ、反対側の乳房も同じようにチェックする。
- ■しこりがないか?
- ■わきの下に固いグリグリ(リンパ節の腫れ)としたものはないか?
- ■乳首から分泌物が出ないか?
こんな症状があったら、外科を受診
もしも自己検診でこのような症状があったら、すぐに外科を受診しましょう。
- ■乳房にいつもと違うしこりがある
- ■乳房や周辺部に湿疹やただれがある
- ■乳房がひきつれる
- ■乳頭から血液や分泌物が出る
*受診は外科(乳腺外来)へ
乳がんは女性に多い病気のため「婦人科を受診」と思いがち。しかし実際は、外科(乳腺外来)で検診・診療を行う場合が多いのです。
乳がんのできやすいところ
左右ともに外側上方に多く、約50%がここに発生しています。
次いで内側上方、外側下方、全体に及ぶもの、内側下方、中央となっています。
右より左乳房に多く、45:55ほどです。
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