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厚生・国民年金給付金480兆円不足 2100年度まで

 厚生年金と国民年金で2100年度までに給付する3070兆円のうち、現行の保険料水準では賄えない不足分が約480兆円になることが22日、厚生労働省の財政再計算で明らかになった。厚生年金で440兆円、国民年金で40兆円の不足。政府は国会で審議中の年金改革法案に盛り込んだ保険料の引き上げで不足分を解消する計画だ。

 同省は5年前の再計算では不足額を示したが、今回は明らかにしていなかった。民主党の要求に応じて同日、給付と財源のバランスシートを示した。

 それによると、厚生年金の給付額2630兆円のうち、国庫負担、積立金の取り崩しや運用収入、現行の保険料率(13.58%)で賄えるのは2190兆円。残りの440兆円は保険料率を段階的に引き上げ、17年度までに18.30%にすることで賄う。一方、国民年金は月額1万3300円の保険料を1万6900円まで上げることで40兆円を穴埋めする。

 基礎年金の国庫負担割合を現行の3分の1から2分の1に引き上げる前提で計算しているため、今後必要になる増税分を加えれば給付を賄うための国民の負担はさらに膨らむことになる。

(2004/04/23)


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