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末期がんも介護保険の対象に 40〜64歳、与党方針

 「尊厳死とホスピスを推進する与党議員懇話会」(会長・丹羽雄哉自民党社会保障制度調査会長)は15日、06年度から介護保険サービスを40〜64歳の末期がん患者にも給付する方針を決め、政府に申し入れた。厚生労働省は対象となるがんの種類など政令改正の検討を始める。実現すれば、少なくとも約2000人が対象となり、年間給付費は20億〜30億円になると見られる。

 現在の介護保険制度ではサービスを受けられるのは原則65歳以上。65歳未満は、若年性の認知症(痴呆症)や筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病など、政令で定めた加齢に伴う15の「特定疾病」が原因の場合に限られる。

 厚労省などによると、40〜64歳でがんで亡くなる人は年間約7万人。身体障害者と認定されなければ、在宅療養の際、介護保険からも障害者福祉制度からもホームヘルパーの派遣などが受けられず、「制度の谷間」として問題になっていた。

 今国会に関連法案が提出された介護保険改正では、被保険者・受給者の拡大は見送られたが、特定疾病の範囲の見直しで対応することにした。

(2005/02/16)


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