ホルモン剤はQOLを高めるために有効
【暮らしと健康特集】ホルモンバランスを整えて不調を解消
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ホルモンのバランスがくずれたときに、必要なホルモンを補って、ホルモン環境を改善するのがホルモン剤による治療。月経不順や無月経、更年期障害の改善などのためにもちいられています。日本人は欧米諸国の人々に比べて、ホルモン剤による治療を怖がる傾向がありますが、
「ホルモン剤による治療は、QOL(生活の質)を大きく改善させます。たとえば、更年期障害の治療にもちいるホルモン補充療法(HRT)は、のぼせやほてりなどの自律神経症状や、イライラや落ち込みなどの精神症状の改善のためにはとても有効です。最近、乳がんのリスクが高くなることなどが問題になっていますが、大切なのはリスクとメリットを知ったうえで選択すること。ホルモン補充療法を受ける場合には、定期的に乳がんの検診を受けるようにすることが大切です」と佐久間氏はいいます。
また、経口避妊薬のピルもホルモン剤の一種です。
「低用量ピルは避妊以外に、月経困難症の改善などにも有効です。つらい症状のために不自然な日常を送っている人は、むしろ積極的な使用を考えるとよいでしょう」(佐久間氏)
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■エストロゲンでアルツハイマー病を予防!?
日本人にも増えているといわれるアルツハイマー病は、脳の神経細胞が壊されて、脳が萎縮してしまう病気。最近の研究で、女性ホルモンのエストロゲンに神経細胞を保護する作用があることが明らかになり、注目されています。
「もともと女性は男性に比べてアルツハイマー病になる人が少なく、ホルモン補充療法を受けた女性には、アルツハイマー病になる人が少ないという疫学調査もたくさんあります。
すでに、国内外でエストロゲンからつくられたくすりの臨床試験が始まっています」(佐久間氏)
(記事提供:保健同人社)
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