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暮らしと健康コラム with J-Health 保健同人社


【暮らしと健康特集】

インフルエンザ対策

インフルエンザはかぜに比べて感染力が強く、症状が重い

 インフルエンザ(流行性感冒)は、インフルエンザウイルスによる急性の呼吸器感染症です。インフルエンザをふつうのかぜと比べると、感染形式と症状の重さに、図1のような違いがあります。

 さらに、インフルエンザの場合、高齢者や慢性の病気をもっている人がかかると、重症化しやすく、命にかかわることもある「細菌性肺炎」を発症するリスクも高まります。

 このようにインフルエンザは、ふつうのかぜとは比べものにならないほど、感染力が強く、症状が重いため、“単なるかぜ”と侮るのは危険です。


図1 インフルエンザの症状
ふつうのかぜの症状+全身症状+突然の高熱

●かぜとインフルエンザの違い
  かぜ インフルエンザ



ウイルスに触れる、もしくは吸い込んで感染する。→接触感染・飛沫感染 くしゃみやせきで飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する。→おもに飛沫感染

のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、せきなどが中心で、熱は高くても38℃くらいまで、全身症状もあまりみられない。 ふつうのかぜの症状に加えて、突然、38℃から40℃の高熱がでて、強い頭痛と倦怠感、関節や筋肉の痛みがでて食欲もほとんどなくなる。



鳥類が感染する鳥インフルエンザはA型だけ

 インフルエンザをおこすインフルエンザウイルスには、A型、B型、C型の3種類があります。このうち、B、C型は人間にしかみられませんが、A型は人間以外の動物(おもに鳥)にもみられます。

 近年、話題になっている鳥インフルエンザもA型の一つで、ニワトリなど鳥類が感染します。なかでも、とくにニワトリや七面鳥、アヒルなどに高い致死性を示すA型ウイルスが「高病原性鳥インフルエンザウイルス」です。「H5N1」と呼ばれるタイプで、2004年の秋、アジアからヨーロッパにかけて流行し、感染が拡大しました。

 これまで、鳥インフルエンザは人には感染しないといわれてきました。しかし、1997年に香港で18人の感染者のうち6名の死者をだしたことから、H5N1がごくまれに鳥から人に感染し、発症した場合には高い致死率を示すことが明らかになりました。

 世界保健機関(WHO)によると、2003年以降、ニワトリなどとの接触で鳥インフルエンザに感染、死亡した人は、ベトナム93(うち死者42)人、タイ21(13)人、インドネシア11(7)人、カンボジア4(4)人、さらに、中国でも3人の感染者(うち死者2人)と合計132人、死者68人におよんでいます(11月25日現在)。

 (記事提供:保健同人社)

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