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暮らしと健康コラム with J-Health 保健同人社

【暮らしと健康特集】

ハーブ&スパイスで夏を乗りきるコツ

夏こそハーブを食べましょう

 熱帯気候の東南アジアの国々では、日常の食事にハーブやスパイスがとても多く使われています。そこには、一年中夏のような国の人たちが、日々の暑さにも負けずに、おいしく食事をとるための知恵が隠されています。エスビー食品スパイス&ハーブマスターの濱畠啓子さんによると、東南アジア諸国のハーブ&スパイスは比較的はっきりした風味をもつものが多いのが特徴だそうです。

 「香りや癖のあるものは、食欲を湧かせたり、味を引き立たせるとともに唾液や胃酸をたくさんださせます。ハーブやスパイスには、消化を助けたり、吸収をよくしたりする効果があるのです」(濱畠さん)

 風味豊かなハーブやスパイスをふんだんに用いる暑いアジアのエスニック料理は、食欲が湧かず、ちょっと元気がない夏にこそ最適な料理なのです。


フレッシュ・ハーブのベトナム料理

 「ベトナムでは、生のハーブを大量に使います」(濱畠さん)

 ベトナムの食卓にはハーブを何種類も入れたバスケットが置かれ、各人が好きなだけ手でちぎって加えるのがふつうの食習慣。日本でもなじみがある「生春巻き(ゴイクン)」にも、強壮作用があるバジルや、解熱効果のあるミントをたっぷり巻き込みます。「フォー」と呼ばれる米でつくった麺や、朝食の定番「チャオ(おかゆ)」などは、食べる前にたっぷりの香草類を乗せるのがベトナム流です。

 ベトナムのハーブは多種多様で、ディルやノコギリコリアンダー、さらにドクダミやしそなども。フレッシュなハーブは野菜感覚で使われ、暑さで失われがちなビタミンの補給にもなります。料理の味と彩りを豊かにしてくれるハーブは、暑いベトナムの食卓にはなくてはならない食材でしょう。


バインセオ
生地は、米の粉(上新粉で代用)をココナッツジュースで溶き、ターメリックを加える。炒めた魚介や豚肉と一緒に、生地をフライパンでうすくクレープ状に焼き、もやしを入れて二つ折りに包む。レタスなど葉物野菜でくるみ、フレッシュハーブを巻き込んで、ヌクマム(魚醤)のたれをつけて食べるのが現地風。

 (記事提供:保健同人社)

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