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暮らしと健康コラム with J-Health 保健同人社

【暮らしと健康特集】

ハーブ&スパイスで夏を乗りきるコツ

ハーブ&スパイスを上手に味わう

 現地に飛んだり、本格アジア料理店に行かなくても、最近では手軽にハーブやスパイスが手に入るようになっています。

 スーパーの野菜売り場などでは、バジル、ミント、コリアンダーなどのフレッシュなハーブを見かけます。八角など珍しいスパイスもこうしたお店か、アジア食材店などでも入手することができます。ドライの場合はもっと手軽に購入できるでしょう。また、ガーデニングコーナーなどでハーブの苗を売っていることもあります。苗を育てて、新鮮な葉を使うのもおもしろいかもしれません。

 では、ハーブやスパイスはどう味わえばよいのでしょうか。

「最初は少なめに使ってみてください」と濱畠さん。ハーブやスパイスが嫌いという人は、最初に分量の間違った料理を口にしていることが多いそうです。

 アジアの人たちのハーブ使いのコツは、味にふくらみを加えることです。単調な味に重層感をもたせたり、ちょっとした香りを入れること。料理の味がまったく変わってしまうような使い方はしません。適度な風味、ほどよい刺激が、また食欲をかき立てます。

 新鮮なフレッシュハーブの色と香りを楽しみ、刺激的な唐辛子の辛さやその奥にある甘さや酸味を味わい、からだの内側から健康になる香辛料の効果を実感する。暑い国の料理を参考に、今年の夏はハーブやスパイスを上手にとり入れ、おいしく元気にすごしてみてはいかがですか。

フレッシュハーブ
(上)ミント すっきりした風味で人気が高い。熱を冷ますほか、強い殺菌力と消炎効果がある。ハーブティーのほか、野菜と一緒にサラダ感覚でも。また、チャーハンなどに食べる直前に加えるのもよい。
(下左)コリアンダー アジアの代表的なハーブ。他のハーブを圧倒する強烈な香りに好みが割れるが、やみつきになる人も多い。最近はデトックス効果に注目が集まっている。消化を促進し、胃腸のはたらきを整える。そうめんの薬味がわりに使うのもおすすめ。
(下右)バジル 独特のさわやかな香りにリラックス効果もある。種類は多いが、日本で見かけるのはほとんどが写真のスイートバジル。強壮作用や殺菌効果がある。豆腐にバジルと塩とオリーブオイルをのせて一風変わった冷奴にも。

スパイス
(上)シナモン 肉桂とも呼ばれ、お菓子などで使われるほか、カレーにも用いられる。からだを温め、胃腸の機能を活発にする作用がある。疲労回復や風邪にもよい。ミルクティーやコーヒーにスティックを入れるのもおすすめ。
(中左)丁字 甘いバニラのような香りが特徴。健胃効果がある。ほかのスパイスとミックスすることが多いが、単独でもカレーのスパイス、紅茶に。
(中央)八角 中華料理に欠かせない、強い香りが特徴。鎮静効果があり、また抗インフルエンザ薬「タミフル」の原材料としても使われている。暑い時期に料理や煮込みを食べるときに用いると趣が変わって楽しめる。
(中右)黒こしょう さわやかな香りと辛みはおなじみ。消化促進や殺菌効果があり、からだを温める効果がある。
(下左)ウコン 料理を鮮やかな黄色に染める。肝臓に強い影響があり、抗酸化作用をもつ。きのこごはんを炊くときに混ぜて使ってもよい。
(下右)五香粉 中国の代表的なミックススパイスだが、決まった配合はなく、シナモン、八角、丁字、山椒、唐辛子、黒こしょうなどを配合するのが一般的。料理の下味をつけるほか、煮込みや揚げ物に。

唐辛子
辛み成分のカプサイシンは体内に吸収されるとアドレナリン分泌を活発にさせて発汗を促し、体温を上昇させる。ダイエットにも効果的。

濱畠啓子さん(はまはたけ けいこ)
(株)エスビー食品 スパイス&ハーブマスター

 (記事提供:保健同人社)

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