【暮らしと健康特集】
足のトラブルを脱ぎ捨てる
糖尿病では、全身のさまざまなところに障害がおこってくることが知られていますが、足には糖尿病性の皮膚潰瘍がおこって、放置すると足に壊死がおこり、切断しなければならなくなります。それを防ぐには適切なフットケアが必要です。
「糖尿病性の皮膚潰瘍は初期のうちに治すことが第一です。それには、毎日足を観察して小さな傷があればただちに治療すること。また、皮膚が赤紫色に変色している場合も要注意です。そして、足の清潔を保つこと、足の指の体操をして血液循環をよくすること、靴をより慎重に選ぶことも大切です」と橋本氏は話しています。
糖尿病の患者さんの場合、靴ずれから潰瘍ができることが多いため、橋本氏は糖尿病の患者さん向けに治療靴(写真)を考案し、好結果を得ているそうです。
「ギプスで足型をとり、これをもとにポリエチレンシート製のインナーをつくって、その上にポリプロピレン製のアウターをかぶせるというものです。皮膚の固定、圧力の分散、むくみの予防ができるため、治療靴をはくだけで潰瘍を早期に治すことができます」と橋本氏。ちなみに治療靴にかかる費用は、保険適用(3割負担)で2万5000円程度だそうです。

(1) 足の型をギプス(石膏)でとり、さらにここにギプスを流し込んで足型モデルをつくる |

(2) 足型モデル(左)をもとにポリエチレンシート製のインナー(右)をつくり、その上に靴型のポリプロピレン製のアウターを熱形成して作製する |

(3) 完成した糖尿病治療靴 |
(記事提供:保健同人社)
|

注目トピックス
健康サイトマップ
|