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暮らしと健康コラム with J-Health 保健同人社


【暮らしと健康特集】

笑いでからだを強くする


医療現場のとりくみ

笑い療法士の育成で癒しの笑いを

 高柳先生が世話人を務める『癒しの環境研究会』では、2005年10月から笑い療法士の認定を始めました。応募者は、患者心理学や脳の解剖など2日間にわたるトレーニングと講習を受け、さらにフォローアップを続けて、資格を授与されます。

 「笑い療法士とは、笑いで患者さんの自己治癒力を高め、健康な人の発病予防をサポートする人のことです。医療や福祉の現場で、効果的な笑いを広めていく中心になってほしいのです」

 と高柳先生は語ります。

 笑い療法士は、派手な格好やパフォーマンスは行いません。

 「派手なパフォーマンスやブラックユーモアで笑えるのは、健康な人だけです。講習では、痛みがあったり、苦しんでいたりする患者さんの気持ちに寄り添うことを第一に教えます。自己治癒力を高める笑いをおこすには、一緒にいて安心できる存在なんだとわかってもらうことが大切なんです。

 それから、幼い子どもと親が視線を交わしてほほえむようなステップへ。リラックスした雰囲気ができれば、たわいもない冗談からゲラゲラと笑いあえるようになります。こうした笑いを続けることで患者さんが元気になり、生きる喜びにつながるのが理想です」

 高柳先生は1日5回笑って、5回感動することを、笑い療法士にも患者さんにもすすめています。


5段階ある癒しの笑い
1 優しい笑顔や言葉で安心させる2 会話などでリラックスさせる3 そう長い時間をかけずに効率よく心をほぐして笑いを引きだす
4 笑いあって元気にする5 生きる喜び、生きがいにつなげてもらう

「暮しと健康」2007年1月号より

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