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【暮らしと健康特集】
便利グッズの落とし穴
私たち日本人は、一層においに敏感になってきたような気がします。最近では、7割の家庭が何らかの消臭剤を使っているという調査結果もあり、におい対策は家庭生活の重要関心事。 「お部屋のにおいは、布に染み込んだにおいが原因だったっていうコマーシャル、あれはショックだったし、なるほどなぁと感心しました」(40代・主婦Mさん)。そう、カーテンやソファ、カーペットなどの布製品に使う衣類用消臭スプレーの登場は、それまでのにおい対策にはない斬新な商品として一躍人気を集めることになりました。
衣類用消臭スプレーがどんな原理で消臭しているのか、まずそれを理解しましょう。P&Gのお客様相談室に質問してみました。 (1) 消臭剤を布にスプレーすると、水の力で消臭成分が布の奥まで浸透します。 (2) 消臭成分がにおいの元をしっかり包み込みます。 (3) 水分が蒸発するのを利用して取り除きます。布が乾くとにおいも消えます。 ということで、「部屋の空間にスプレーしても、十分な消臭効果が得られません」(P&G)という回答。部屋の空気のにおいは置き型タイプの消臭剤を使い、布にはスプレーを、というのがおすすめだそうです。 ただ最近では、空間でも消臭効果が期待できる衣類用消臭スプレーを出しているメーカーもあり、使用説明をよく読んで使うことが大切かもしれません。 ![]()
布製品には、20〜30cm離して、表面が全体的に湿り気を帯びるまでスプレーします。1カ所に集中し過ぎると、シミやベタつきの原因になってしまいます。 また、しつこいにおいに対しては、一度にたっぷりとスプレーするより、何度か繰り返してスプレーするほうが効果的とのこと。覚えておきたいテクニックです。
衣類用消臭スプレーは、除菌ができるタイプがほとんど。カビや菌もにおいの原因になるので除菌が必要になるのです。除菌の効果は、おおむね1週間くらい。ただし、除菌後に再度ついた菌に対しては、大きな効果は期待できないかも。布が汚れていて、そこからにおいが出ている場合は、まず汚れを落とすことを考えましょう。 「暮しと健康」2007年7月号より
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