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林野庁は、雄花が多いスギを選んで間伐すれば花粉の飛ぶ量を半減できるという調査結果をまとめた。花粉症の「主犯」であるスギ花粉を減らすため、同庁は雄花がたくさんあるスギを優先的に間伐するよう指導してきたが、具体的な効果が明らかでなかったこともあって、協力が得られにくかった。
花粉の発生源となる雄花の量は、同じ品種のスギでも大きく異なる。林野庁はこの点に注目し、雄花が多いスギを伐採した場合に、花粉量がどれだけ減るかを調べてきた。3年間の調査で、雄花の多さに狙いを絞ることで、スギを30%を上限に様々な比率で切った結果を平均したところ52%の花粉が減ることが明らかになった。
ただ、雄花が多いスギは、上空から見ると周囲のスギより黄色く見えるために選別しやすいが、地上からでは確認しづらい。同庁は、雄花が多い木を簡単に、しかも正確に見分ける方法も工夫し、間伐の手引書としてまとめる。手引書は都市周辺の林業関係者を中心に利用してもらう考えだ。
(2005/02/11)
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