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リンゴに含まれるポリフェノールに、脂肪が体内に蓄積されるのを抑える効果があることが、アサヒビールと弘前大の長田恭一助教授のグループの共同研究で明らかになった。これまで報告されていた、がんなどの予防効果に加え、生活習慣病の予防にも期待できるという。28日から始まる日本農芸化学会(広島市)で発表される。
研究では、ラットを6匹ずつのグループに分け、それぞれ普通のエサ、高脂肪のエサ、リンゴポリフェノールを配合した高脂肪のエサなどを、量に差が出ないように10週間与え、観察した。
内臓の脂肪の重さを比べたところ、高脂肪のエサを与えられたラットは、普通のエサを与えられたものより9割近く増えたのに対し、リンゴポリフェノールを加えたエサを食べたラットは5割程度の増加にとどまった。脂肪を燃焼する肝臓内の酵素が活発になる一方、脂肪を合成する酵素の働きが低下したという。
長田助教授は「生活習慣病の予防に有望なことが解明されつつあり、人間への応用も期待できる」と話す。アサヒビールはリンゴから抽出したポリフェノールを清涼飲料やあめ、化粧品などの原料として95年に商品化。今後商品を増やすことを検討している。
(2004/03/26)
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