アルツハイマー病の原因を血液で検査 試薬キット開発
2006年05月31日19時58分
武田薬品工業の子会社、和光純薬工業(大阪市)は31日、アルツハイマー病の原因物質とされるたんぱく質「ベータアミロイド42」(A●42)の血液中濃度を測定する試薬キットを開発したと発表した。脳脊髄(せきずい)液など脳組織を検体とする試薬キットはこれまでもあったが、同社によると、血液を検体とする試薬キットは世界初という。同社は「血液なら容易に採取でき、アルツハイマー病の治療薬開発にもつながる」と話している。
アルツハイマー病は、長い年月をかけて記憶障害などを発症する脳の神経変性疾患。発症原因は解明されていないが、脳にA●42が蓄積すると、脳の神経細胞が徐々に損傷されていくと見られている。
試薬キットは樹脂性のプレート板で、微量でも反応する抗体の開発に成功、血液からでも測定できるようにした。今月から大学や研究機関、製薬メーカー向けに販売していく。
●はベータ
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