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2012年12月1日16時35分

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命つなぐ、共に生きる 肺移植100例目の岡山大病院

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【動画】肺移植100例目に達した岡山大学病院=小玉重隆撮影

写真:手術が終わり、集中治療室で大藤医師(右)とともに患者を見守る家族。母親は、意識が戻りつつある娘に、涙を浮かべて「もう大丈夫だよ」と語りかけ、手を握りしめた拡大手術が終わり、集中治療室で大藤医師(右)とともに患者を見守る家族。母親は、意識が戻りつつある娘に、涙を浮かべて「もう大丈夫だよ」と語りかけ、手を握りしめた

写真:100例目となる生体肺移植手術に臨む大藤医師。提供された肺を両手に持ち、患者の胸の中にゆっくりと入れていく。「新たな命を吹き込む、大切な瞬間です」拡大100例目となる生体肺移植手術に臨む大藤医師。提供された肺を両手に持ち、患者の胸の中にゆっくりと入れていく。「新たな命を吹き込む、大切な瞬間です」

写真:母親(右)と祖母の肺で生体肺移植を受けた少女。術後半年で、深呼吸をしたり走ったりできるほど回復した拡大母親(右)と祖母の肺で生体肺移植を受けた少女。術後半年で、深呼吸をしたり走ったりできるほど回復した

写真:移植手術を受けた患者から大藤医師に届いた手紙。提供者やスタッフへの感謝の言葉がつづられ、手術した日を「第2の誕生日」と記していた拡大移植手術を受けた患者から大藤医師に届いた手紙。提供者やスタッフへの感謝の言葉がつづられ、手術した日を「第2の誕生日」と記していた

 1998年に国内で初めて肺移植を成功させた岡山大学病院(岡山市北区)が11月12日、全国の医療機関に先駆けて100例目に達した。

 肺は心臓や肝臓など他の臓器移植に比べて術後の5年生存率が低いとされる。全国平均は70%台だが同病院では80%台。同病院の肺移植チームを率いる大藤剛宏医師(45)は「もらった肺で初めて呼吸するときが一番つらい。乗り越えるには医師と患者の信頼関係が重要」と話す。肺移植を希望する患者は症状によっては移動が難しいため、全国どこへでも往診に赴く。これまで北海道から沖縄まで50以上の都市を回り、術前、術後を手厚くケアしてきた。大藤医師は難手術にも「提供者の思いを尊重し、いただいた肺を最大限生かして患者の命を救いたい」との思いで臨む。

 今夏、同病院で肺移植を受けた40代男性は「これからは肺を提供してくださった方と共に成長していきたい」と、そっと胸に手を当てた。

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