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花粉、九州・西中国は少なめ 環境省予測

2008年01月24日

 花粉症に悩む人には過ごしやすい春になるかもしれない。環境省は花粉飛散量の予測調査で、九州、西中国の今春の飛散量が例年より大幅に減ると見込んでいる。スギ、ヒノキの花粉の飛散が少なくなると予想しているためで、各県の飛散量は例年比48〜95%(速報値)にとどまるという。専門家は「症状が出ないわけではないが、軽く済む可能性がある」と指摘。一方、シーズン到来は例年より早まるとみられ、環境省は「患者さんは早めの対策を」と呼びかけている。

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 気象予測やスギ、ヒノキの実態調査の結果をもとに環境省が発表した。1月末から5月までに出現する花粉(スギ・ヒノキ科)総量の予測速報値は、福岡県が1平方センチあたり1943個。過去10年間の結果から出した例年比で62.9%、昨年比では85.7%の低水準。1733個の宮崎県は昨年比は92.7%だが、例年比では49.7%に半減しそう。島根県の飛散量は9県で最低の見込みだ。

 環境省や調査に協力したNPO花粉情報協会(千葉県)は、昨年の初夏ごろの日照時間が少なく雨が多かったことなどがスギやヒノキの発育に影響し、飛散量を抑える効果が働くとみる。同省環境安全課の担当者は「飛散量が減って症状が和らぐ可能性はあるが、油断はできない」と話す。冷え込み直後に暖かくなると花粉が飛びやすく、今年は例年より1週間ほど早く、2月中旬までには九州、山口に花粉前線が現れると予想している。

 同省によると、花粉飛散量は気象に左右されやすく、スギ・ヒノキ花粉がほぼゼロの北海道北部や沖縄を除くと予測値は全国的にばらつきが目立つ。東北や東海地方は例年以上と予測され、例年比238%の青森県、184%の秋田県など「当たり年」の地域もある。花粉症の患者は人口の約16%いるとされ、30〜50代が目立つという。

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