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タミフルを計算間違いで2倍処方、8歳児一時入院 福岡

2008年5月20日

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 福岡市医師会が運営する診療所で2月下旬、インフルエンザと診断された8歳の男児が、適用量の2倍以上の抗ウイルス薬「タミフル」を処方されていたことがわかった。男児は体調を崩して市内の病院に入院したが、現在は回復している。体重ごとの適用量の計算を医師が間違えたのが原因だったという。

 市医師会によると、今年2月24日、高熱を出した男児が福岡市南区の南急患診療所で受診。70歳代の男性医師がインフルエンザと診断し、タミフルを処方した。しかし、男児の体重では1日2回、1.5グラムずつの計3グラムのところ、成人の適用量(計5グラム)も上回る3.5グラムずつ計7グラムを処方したという。市医師会の調べに、この医師は「適用量は患者の体重に1.3をかけて算出しなければならないのに、3をかけて計算してしまった」と話しているという。

 帰宅後タミフルを飲んだ男児が「目が回る」などと訴え、母親が電話で問い合わせたが、カルテを見た薬剤師もミスに気づかなかった。翌日に小児科医院を受診してミスが発覚。男児は1日入院したが、現在は回復したという。

 市医師会はミスを認めて男児側に謝罪した。下村国寿理事は「同じミスが起きないように適用量の換算表を作り、診療所では薬剤師や看護師を増やす措置を取った」としている。

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