鳥インフル感染死者、インドネシアで100人に2008年01月29日 インドネシアの鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染による死者が100人に達した、と同国保健省が28日夜明らかにした。感染者数は124人にのぼり、ともに世界最多。住宅地で鳥を飼育することを禁止するなどの対策が取られてきたが、感染に歯止めがかかっていない。 100人目の感染死として確認されたのはジャカルタ東部に住む女性(23)。19日に高熱や呼吸困難などを訴えて病院で治療を受けていたが、27日に死亡した。 インドネシアでは05年に初めて人への感染が確認され、ジャワ島を中心に拡大。ジャカルタ特別州と周辺の西ジャワ、バンテンの3州で死者の7割を占める。自宅や近所で飼われていた鳥の死骸(しがい)などから感染したと見られるケースが目立つ。 政府は去年1月、住宅地での鳥類の飼育禁止を各自治体に求めることを決めたが、なかなか浸透しない。15日に16歳の女性が死亡した西ジャワ州ブカシ市の担当者は「罰則規定がないために規則を守らない人が多い。もっと強制力のある対策をとらなければならない」と語る。 豚肉を食べないイスラム教徒が人口の9割を占める同国では、鶏が貴重なたんぱく源であるうえ、インコなどの鳥を観賞用に飼育する習慣もあり、住宅地から鳥類を完全に閉め出すことが難しいという。 世界保健機関(WHO)の24日現在の集計では、インドネシアの感染死者数は、ベトナム(48人)、エジプト(19人)などを大きく引き離している。 健康
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