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スズキ、電動車いすリコール 対象機種で2人死亡

2008年4月10日

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写真リコールされるセニアカーET−4D=スズキ提供

 スズキは10日、一部の電動車いすの電気モーターに不具合があるとして、OEM(相手先ブランドによる生産)での出荷分を含めて約3万4千台を無償修理(リコール)すると発表した。対象機種による死傷事故はここ5カ月で3件起きており、2人が死亡している。

 同社は「今回のリコール対象の不具合と死傷事故との関係は今のところ認められない」としている。一方、経済産業省は「不具合が車いすの動作にどう影響したのかを、さらに調べる」としている。

 対象は、07年5月までに製造された「セニアカーET―4D」など4機種。設計ミスで電気モーターに電気が正常に流れず、前進できなくなったりガタついたりする恐れがあるという。けが人はなかったが、熊本県で昨年5月と今年2月、上り坂でずり下がる事故が2件あり、リコールを決めた。問い合わせ先は、フリーダイヤル(0120・402・219)。

 これらの機種をめぐっては、熊本県で河川敷の道路の階段から約4メートル下に落ちて男性が死亡(4月4日)▽福井県敦賀市で道路の側溝に落ちて80代男性が重傷(昨年12月1日)▽富山県朝日町で道路から約2メートル下の土砂置き場に落ちて70代女性が死亡(同11月15日)と、3件の死傷事故が起きている。

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