現在位置:asahi.com>健康>医療・病気> 記事

ヘパリン問題 FDAが中国企業に警告書「深刻な違反」

2008年04月22日

 【ワシントン=勝田敏彦】不純物が混入した米バクスター社の血液抗凝固剤ヘパリンによって米国で死者が相次いでいる問題で、米食品医薬品局(FDA)は21日、このヘパリン製剤の原薬を輸出していた中国企業に警告書を出した。原薬の製造工程で「深刻な違反」があったという。死者も81人に増えた。

 問題の企業は江蘇省にある常州SPL社。FDAの調査官が現地で調査し、不純物の除去などの工程に問題があったことを突き止めた。また、原材料を納入している中国国内の下請け業者の中には、常州SPLが「不適格」と判定した業者も含まれていた。

 ヘパリンは人工透析などに使われる。問題のヘパリン製剤そのものは日本には輸入されていないが、同様の原薬を使った製剤を国内メーカー3社が自主回収している。

このページのトップに戻る