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小児30人の延命中止 国立成育医療センター、5年余

2008年04月27日

 国立成育医療センター(東京都世田谷区)で02年3月〜07年5月、間もなく心肺停止が予測された小児30人について、家族の同意をとったうえで、人工呼吸器を外すなど延命治療を中止していたことが明らかになった。27日、都内で開かれた日本小児科学会でセンターが発表した。

 センターの小児集中治療室(PICU)に搬送された3668人のうち、PICUで死亡したのは99人。すでに心肺停止していた15人を除く84人を検証した。

 センターの説明では、延命治療を中止した30人のほか、50人で、投薬などの積極的な治療を差し控えた。いずれも臨床的にみて死期が迫った段階で、病院側と親が相談し、同意を得たうえで実施した。家族との同意は、文書に残していないが、診療録に経過を記録しているという。

 小児の終末期をめぐっては、意思表示が難しい本人に代わり、親に判断が委ねられるケースが多いなどの課題がある。学会などでも基準づくりの話し合いは進んでおらず、センターは「議論が深まるきっかけになってほしい」としている。

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