富山県知事、県出身医学生に手紙 研修医確保へ一筆啓上2008年04月30日 「はじめまして 富山県知事の石井隆一です」――。医師不足が深刻な富山県で、石井知事がこんな書き出しの手紙を出した。あて先は、03年度以降に県立高校から全国の大学医学部に進学した学生約250人の実家だ。研修医を確保するのが狙いという。 県内の公立病院では入院部門や新生児集中治療室の休止が相次いでいる。一方、県内15病院が07年度、前期研修医117人を募った。だが、病院側の希望と折り合ったのは50人だけで、マッチング率は全国で下から2番目の42.7%だった。現状を打開するため少しでも研修する医師を増やそうと知事が筆をとった。 手紙では、県内医療機関の得意分野や県の修学資金貸与制度を紹介し、充実した研修受け入れ態勢を強調。「初春を彩るホタルイカ」「宝石とたたえられるシロエビ」「王者ブリ」など郷愁をそそるふるさとの味も紹介している。 「ご両親 祖父母 兄弟姉妹 友人たち みんなの笑顔が 県民の暮らしが 見えてくるでしょう」。知事は学生たちのふるさと、家族を思う気持ちに期待を寄せる。(増田愛子) この記事の関連情報健康
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