万能細胞の安全性、移植ごとに確認 厚労省指針策定へ2008年05月01日 iPS細胞などヒトの万能細胞を使う臨床研究の本格化に向け、厚生労働省の研究班は、万能細胞からつくった治療用の細胞を人体に移植する際は、安全性を毎回確認するよう、研究指針の原案となる報告書に盛り込む方針を決めた。厚労省は報告書をもとに作業部会で指針策定を急ぐ。 万能細胞はさまざまな組織や臓器のもとになる能力があり、拒絶反応のない細胞移植や再生医療などへの応用が期待されている。 万能細胞からつくった治療用の細胞は増殖能力が極めて高く、一部の細胞ががん化したり、予期せぬ細胞に変わったりする心配がある。また患者の体細胞からつくったiPS細胞を使う場合、遺伝子操作でそれぞれ病気の原因遺伝子を除く必要があり、安全性も個別に確かめるしかない。 このため、研究班は「移植ごとの安全性確認が不可欠」という意見でまとまった。 万能細胞の臨床研究のルールを定めた指針はない。(竹石涼子) この記事の関連情報健康
|
ここから広告です 広告終わり 健康・企画特集病院検索症状チェック
一覧企画特集
BOOK
メディカル朝日どらく
朝日新聞社から |