厚生労働省から医薬品として承認されていない飲み物を「糖尿病に効く」などとPRして新潟市内のドラッグストア経営会社に卸したとして、新潟、福井両県警の合同捜査本部は28日、福井市の健康食品販売会社「健康堂本舗」の社長、小畠幸次(おばた・こうじ)容疑者(40)を薬事法違反(無許可販売)の疑いで逮捕した。
調べでは、小畠容疑者は昨年1月、2回にわたり医薬品として承認されていない「NONI原液ノニジュース」計24本(代金計4万5600円)を、新潟県内でドラッグストア20店を経営する「マックス」(新潟市中央区、井浦康晴社長)に販売した疑い。「糖尿病や高脂血症、アレルギーに効く」などとPRし、全国のドラッグストアにも卸していたと見られる。
両県警は16日、店頭で同様にPRして販売していたマックスの幹部社員2人を薬事法違反(承認前の医薬品等の広告)の疑いで逮捕し、仕入れ先などを調べていた。
ノニは熱帯、亜熱帯地域に自生する木で、インドネシアでは果実が民間薬に利用されているという。