【ワシントン=勝田敏彦】米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)は21日、子どもに対する新型の豚インフルエンザワクチンの初期の臨床試験(治験)結果を発表した。10〜17歳の子どもの76%では1回分の接種で8〜10日後に十分な免疫が得られたが、3〜9歳では36%、生後6〜35カ月では25%しか十分な免疫反応が見られなかった。
会見したNIAIDのアンソニー・ファウチ所長は「過去の健康状態にもよるが、生後6カ月から9歳までの子には、2回接種が必要になりそうだ」と述べた。なお生後6カ月未満の乳児にはワクチン接種は行われない。
今回発表された治験で使われた製品は、仏サノフィ・アベンティス製。免疫補助剤は添加されていない。
ファウチ所長によると、妊婦に対する治験結果は10月末に出る見通し。