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新型インフルワクチン、健康成人1回接種へ 厚労省

2009年11月11日13時20分

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 新型の豚インフルエンザの国内産ワクチンについて、厚生労働省は11日、20〜50代の健康な大人では、2回接種しても1回接種の効果を上回ることはないとする臨床試験の結果をまとめた。長妻昭厚労相ら三役は同日午前に始まった専門家や患者団体代表らとの意見交換会の議論をふまえ、同日中にも1歳未満の子どもの親を含む健康な成人の接種回数を、「1回」にする方針を決める見通しだ。

 接種回数は、現行では医療従事者だけが季節性ワクチンと同じ1回で、あとは原則2回だった。妊婦や10代の小児については、11月下旬以降に出る別の臨床試験の結果を待って検討する。

 臨床試験は国内の4医療機関で9〜10月に健康な男女計200人に2回接種し、1回目と2回目の免疫の反応を比較。通常量を打った集団では、1回目も2回目もウイルスへの抵抗力を示す指標(抗体)が国際評価基準に照らして「効果あり」レベルになったのは7割で、2回目を打っても効果がある人の割合は変わらなかった。通常の倍量の集団でも同じ傾向だった。1回目と2回目で副反応があった人の割合はほぼ同じ。

 政府は来春までに2回接種を前提に、7700万人分のワクチンを確保する方針で、このうち国内産は2700万人分。1回接種の対象者が広がれば、ワクチンが節約できて、小児などの接種時期の前倒しもしやすくなる。

 輸入ワクチンは2社が国内で承認申請している。厚労省などが特例承認に向け審査中で、安全性など問題がなければ年末以降に輸入が始まる。

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