全国7714施設の一般病院のうち、小児科があるのは38%、産婦人科・産科が19%で、過去10年にわたり減り続けていることが、26日に厚生労働省が公表した調査でわかった。3年ごとに調べる診療所数でも、両診療科ともに減少。特に産科診療所は、3年前よりほぼ半減した。
08年の医療施設調査・病院報告概況によると、認知症患者の増加などで、需要が増えている精神科の救急医療体制がある病院は、全国の8794施設のうち10%だった。
小児科がある病院は、前年より110少ない2905施設。小児科の診療所は2万2503施設で、3年前より2815施設減っていた。
産婦人科・産科のある病院は1496施設で、前年より43施設減。産婦人科の診療所は3年前より67施設減の3555施設、産科診療所は359施設減の400施設。病院での帝王切開手術の件数が増えている傾向があった。
救急医療体制がある病院は4230施設。急患を受け入れられる地域の診療所は、全国の診療所約9万9千施設のうち20%にとどまる。(権敬淑)