現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. 医療・健康
  4. 新型インフルエンザ特集
  5. 国内の動き
  6. 記事

100職種にワクチン優先接種 新型インフルで政府試案

2008年9月18日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 新型インフルエンザの発生に備え、政府は18日、プレパンデミック(大流行前)ワクチンを優先的に接種させる職種の具体名を初めて公表した。医療従事者のほか、警察や自衛隊、電気やガスなど約100業・職種を提示。三つの類型(カテゴリー)で順位づけた。

 発生時に、感染拡大を防ぎ、社会基盤を最低限維持する目的で、政府試案を公表した。対象者は推計1千万〜1500万人で、本人の同意を得て接種する。現在、政府が備蓄する鳥インフル由来の同ワクチンは2千万人分で、1千万人分追加の方針がある。意見募集を経て年度内にも正式決定する。

 最も優先的に接種するカテゴリー1は、新型インフル患者に接触・治療する職種。今年の試験的な接種を踏まえて来年度にも接種を始め、効果が継続する期間をみながら定期的な接種を検討する。同2は国民の生命や安全、安心にかかわる、同3は国民の最低限の生活の維持にかかわる職種。同2と3は、試験接種の結果を踏まえ、発生前の接種を検討する。発生後は、同1〜3の順番で接種する。

 発生後には、新型インフル患者から採取したウイルス株でつくる、効き目が高いとみられる「パンデミックワクチン」が製造される。このワクチン接種については、優先職種の人たちの効果継続期間をみながら、小児や高齢者、病気の人、成人・若者らをどの順番で接種するか今後検討する。

     ◇

■新型インフルエンザのワクチン接種を優先する業種

 ▼カテゴリー1=被害拡大防止にかかわる

 医療従事者(患者に接触・治療する可能性が高い人)、保健所職員(ワクチン接種などに従事する人)、救急・消防職員、在外公館職員、税関・入国管理局、検疫所職員、警察職員(対策にあたる可能性が高い人)、停留・宿泊施設従事者、自衛隊員(同)、海上保安庁職員(同)、航空事業者(国際線)、空港管理者(検疫集約空港)、水運業者(外航海運関係)

 ▼カテゴリー2=生命や健康、安全にかかわる

 首相、知事、市町村長など国・地方自治体の意思決定者、医療従事者(カテゴリー1以外)、福祉・介護従事者、医薬品・医療機器関連業者、消防職員(対策にあたる人以外)、警察職員(同)、自衛隊員(同)、海上保安庁職員(同)、海事関係職員、港湾管理者(検疫集約港)、国会議員、地方議会議員、報道機関職員、通信事業者、矯正職員、更生保護官署職員、法曹関係者

 ▼カテゴリー3=最低限の生活維持にかかわる

 電気・原子力・水道・ガス・石油などの事業者、航空事業者(国内線)、港湾管理者(検疫集約港以外)、空港管理者(同)、水運業者(内航海運関係)、港湾運送業など、鉄道事業者、道路旅客・貨物運送業者、道路管理者、倉庫業者、食料品(コメ・パン・缶詰・レトルト・冷凍食品など)製造業者、生活必需品・衛生用品(洗剤、トイレットペーパーなど)関連業者、食料生活必需品販売・流通関係者、金融事業者、情報システム関連事業者、郵便事業者、国家公務員・地方公務員(最低限の生活維持に携わる人)、火葬・埋葬管理業者、廃棄物処理業者

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内

病院検索

症状チェック

powered by cocokarada

全身的な症状 耳・鼻・のど 皮膚 こころ・意識 首と肩・背中や腰 排便・肛門 排尿 頭と顔 目 口内や舌・歯 胸部 腹部 女性性器 男性性器 手足

総合医療月刊誌「メディカル朝日」