新型インフルエンザのパンデミック(大流行)時に必要なワクチンの製造技術開発を支援するため、厚生労働省は1500億円規模の基金をつくり、09年度補正予算で予算要求することを決めた。従来法より素早く製造できる「細胞培養ワクチン」に力を入れる。
2日、与党プロジェクトチーム(川崎二郎座長)に報告し、了承された。
現在、備蓄しているのは鳥インフルをもとにしたプレパンデミック(流行前)ワクチン。これに対し、発生後に感染者からウイルスを採取してつくるワクチンは、効果が高いと期待されるが製造期間の短縮が大きな課題。厚労省は、このワクチン全国民分を半年間で製造可能にすることを目指し、今後5年間で基金をもとに企業を支援し、新しい製造方法の開発を図る。