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警告表示 厳しい世界、甘い日本

 あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう――たばこの警告表示は喫煙の危険性を知り、吸うかどうかを判断する重要な情報だ。日本の今の表示は89年につくられたものが元になっている。

 米国の消費者団体は98年に警告表示について調査している。依存性、がん、心臓病、妊娠への害、受動喫煙の害など10項目が盛り込まれているかや、表示場所、警告のサイズなどで評価した。

 その結果、日本は0点だった。ノルウェーと南アフリカが10点満点、米国は6点だった。

 カナダでは2年前から箱の一番大きな面の半分を割いて写真や図を載せて印象を強くしている。

 警告も「たばこは強い依存性がある」「たばこが心臓発作を起こす」「たばこで性的不能になる」「毎年、小さな市の人口と同じぐらいの人がたばこで死んでいる」などと具体的にした。

 3月にまとまったたばこ規制枠組み条約は最も目立つ箱の表面と裏面の30%以上を健康被害に対する警告表示にあてることを求めた。財務省は専門家の作業班を設けて見直しを進めている。

 日本たばこ(JT)は、英語版のホームページ(http://www.jti.com)では、肺がんなど病気のリスク、依存性があること、軽いたばこの方がより頻繁に吸ってしまう可能性があることなどを詳しく説明している。だが日本語のホームページ(http://www.jti.co.jp)に掲載しておらず、その姿勢が禁煙団体から批判されている。

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